基本データ
名前:タッツェルヴルム(Tatzelwurm)。「鉤爪のある虫」を意味するとされる。スイスでは「シュトレンヴルム(トンネルの虫)」、オーストリアでは「ベルクシュトゥツ」など地域ごとに呼び名が割れる
生息地:オーストリア・スイス・バイエルン(南ドイツ)・北イタリアにまたがるアルプス山岳地帯。とりわけシュタイアーマルク州、チロル地方、ザルツブルク地方に記録が集中するという
初出:伝承自体は古くからあるとされるが、記録に残る目撃として有名なのは1779年(ハンス・フックスの目撃談)や1811年(グッタネン渓谷での目撃)
姿:ずんぐりした蛇またはトカゲ型で、猫に似た顔を持つとされる。脚は2本とも4本とも伝わり、体長も30センチほどから2メートル前後まで、資料によって大きく幅がある
由来:山岳地帯の穴やトンネルに棲むとされたことから「トンネルの虫」の名がつき、日本のツチノコと比較されることもあるという