では、この光の正体は何だったのか。まず挙がるのは、地球外からの訪問者が操る三角形のUFOだという説だ。三角形を保ったまま無音で移動するという特徴を考えれば、そう受け止める人がいるのも無理はない。
一方で、地球上で開発された秘密の飛行体ではないかとする見方もある。引き合いに出されるのが、アメリカが保有するとささやかれる「TR-3B」のような機体だ。ただしTR-3Bは噂の域を出ない存在で、実在は確認されていない。
より懐疑的な立場からは、ドローンの編隊、あるいはランタンだったという説明も出ている。複数の光が、目撃者の見る角度によって、たまたまつながっているように見えただけではないか、という指摘だ。
いずれの説も決め手を欠き、映像だけで正体を言い当てるのは難しい。目撃者が見たのは3つの光だけで、その間に広がる暗がりに何があったのかは誰にも分からない。だからこそ、光を結ぶ見えない線の先に、まだ名前のない機体の姿を思い描く余地は残されている