紅巾の乱に加わる
朱元璋は1328年安徽省の貧しい農家の6人兄弟の末っ子として生まれた。17歳の時、飢饉で両親と長兄を亡くし、兄弟も離ればなれになった。彼は食うために出家して寺に入ったが、寺も食料が乏しく、乞食僧となって放浪しなければならなかった。24歳の時、紅巾の乱が起こると、郭士興という首領の一人が率いる白蓮教の反乱軍に加わった。ただし、彼自身が白蓮教徒であったかどうかはわからない。その中で頭角を現し、独立した部隊を率いて、1356年に長江下流の旧都建康を占領、応天府と改称した(後の南京)。