景流(かげりゅう)の流祖は片山伯耆守久安の弟子であり筑前秋月の武士、山本久弥正勝です。柳河藩士渡辺幸次へ伝えられ、以来筑後柳河藩で伝承されてきました。現在は福岡市にて稽古を行っており、36本の形が伝わっています。
片山伯耆守久安は三尺三寸の刀を帯びていたと伝えられており、景流でも長尺の刀が使用されます。大小二本を差し右膝を立てた座り方で、(甲冑を着用していた頃の名残か)刀は兜の前立に当たらぬように振りかぶりすべて右手による片手斬りで、斬り下ろす時に左右の足を踏み換える技が多く見られます
およそ三尺以上の刀を用いて修練される柳河藩士の技にあなたも挑戦してみませんか。