今月12日の記録的な大雨で浸水した三重県四日市市の地下駐車場では排水作業が進み、水につかる被害を受けた車は地下1階の180台に加え、地下2階でも少なくとも100台ほどあることが国土交通省の調査でわかりました。国土交通省が被害状況の確認を進めています
四日市市中心部の国道と市道の地下にある地下駐車場の「くすの木パーキング」は、第三セクターの会社が運営し、500台余りを収容することができますが、今月12日の記録的な大雨で地下2階が完全に水没し、地下1階も最も深いところで1メートル余りの深さまで水につかりました
国土交通省は大雨の翌日からポンプ車などを使って排水作業を進めていて、これまでに排水を完了した地下1階だけで180台の車が水につかる被害が確認されています。 一時、完全に水没した地下2階の排水作業が16日も行われていて、この地下2階では水につかっている車が少なくとも100台ほどあることが国土交通省の調査でわかりました
国土交通省が被害状況の確認を進めています。 国土交通省中部地方整備局の松尾賢二課長補佐は「地下2階の車両は完全に水没していたため泥をかぶり、浮き上がって所定の位置にないものもありました」と話していました