戦国の頃、三千両の黄金を携えた若武者が、七人の近習を従えてこの村に落ちのびた。だが、欲に目の眩んだ村人たちは八人を襲撃、若武者は「七生までこの村を祟ってみせる」と叫び続けながら、七人とともに惨殺された
最初の村に関する説明があまりにもミステリーの導入としては完璧すぎですね。 まさに読者を八つ墓村に連れて行くような語りで、そこからはミステリーの醍醐味がつまった不気味な雰囲気と大量殺人。完璧じゃないですか
ドラマや映画を見たことがある人も絶対に読むべきだと言える作品。正直映像化したものよりはるかに面白いです。 古い言葉も出てきますが、読者を飽きさせないワクワクドキドキさせる展開でページを捲らせます