1283年、モスクワに成立した国家。次第にモンゴル人の支配から脱し、イヴァン3世は1480年にタタールのくびきを終わらせ、領土を拡大して、ビザンツ帝国の後継国家を称した。16世紀のイヴァン4世(雷帝)は初めてツァーリとして即位、農奴制を強化し、貴族を抑圧して恐怖政治をしいた。その死後、混乱期が続き、1613年にロマノフ朝が成立する