プロフィギュアスケーターの宇野昌磨さん(28)が1日、eスポーツチームへの電撃加入を発表した。CELLORB社の運営するeスポーツチーム「VARREL」に新規加入。今後はスケートとゲームの“二刀流”で活動して行くこととなった
この日から東京ビッグサイトで開幕した格闘ゲーム世界大会「EVO Japan 2026」のトーナメントに参加し、VARREL所属選手としての初戦に挑む。加入が発表されるとどよめきが生まれたミニステージに登壇した宇野は「昨日までは無職のゲーマーとして活動していた宇野昌磨なんですけど、きょうからはVARRELに所属してちゃんとしたゲーマーとして活動していきたいと思います」と意気込んだ
24年5月の引退を経て「本当に宇野昌磨という著名人は有限」だと実感したという。「いつまでも無限に語り継がれるものではなくて、自分が語り継いでいかないとなくなってしまう。自分の今の名声や地位に満足せずに自分で切り拓いていかなければいつか忘れられてしまうということすごく痛感した」と打ち明けた
活動の幅を広げたいと考えていた中でチームと出会い「VARRELさんが本当に僕と共に大きくなりたいんだなと話していて伝わった」と回想。スケートにおいても「僕より技術がある人はたくさんいました。でも、こうやって世界のトップに立てたっていうのは、本当にこの熱という自分の思いが誰よりも強いっていう、その部分だけだった」と振り返った。自身とチームに共通する熱い思いをしかと受け取り「VARRELに加入することを決めました」と語った
「所属選手として挑戦したいことは?」という質問には「スケート」と回答。「皆知らないと思うんですけど、結構うまくて。多分今からやってもいいとこいけるかもしれない」と冗談を飛ばしつつ「やっぱり本業のゲーマーの人たちにかなわない。やっぱり自分だけの強みが僕にも欲しいなと思ったので、こっちも磨きをかけられれば」と笑みを浮かべた
宇野はかねて大のゲーム好きとして知られる。テレビ番組では「誰も僕を見習わないでほしいんですけれども、食事制限、睡眠時間、スケートが中心ではなくて、ゲームが中心です」と選手時代は大会期間中も熱中していたことを告白。18年平昌五輪で銀メダルを獲得した日も「大会終わって、(夜)11時、12時ぐらいにホテルに帰って。やっぱりそこからゲームをするんですよ」と翌日の寝不足の原因がゲームだったことを明かしていた