来週開かれる米中首脳会談を前に、中国側は台湾問題を巡り、米国が中国政府の立場を受け入れるべきだとの認識を示した
中国外務省報道官の林剣氏は7日の定例会見で、米中首脳会談で台湾問題が議論されるかとの質問に対し、台湾問題は中国の核心的利益の中の核心であり、米中関係の政治的基盤の中の基盤でもあると述べている
林氏は、「一つの中国」原則と米中3大共同声明を順守し、台湾問題を巡って歴代の米政権が示してきた約束を守ることは、米国が果たすべき国際的義務だと強調した。そのうえで、米中関係の安定と健全性、さらに持続可能な発展に向けた必須の前提になるとの考えを示した
さらに、「台湾独立」を目指す分裂の動きと台湾海峡の平和は決して両立しないとしたうえで、台湾海峡の平和と安定を維持するには、「台湾独立」に明確に反対しなければならないと語った
ただ、今回の首脳会談で台湾問題が正式な議題として扱われるかどうかについては、直接的な回答を避けている。 会談で取り上げられるほかの議題についても、中国政府は具体的な説明を控えた
今回の会談の議題に人工知能(AI)問題が含まれる可能性があるとのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)報道などについて問われると、林氏は、米中双方がトランプ大統領の訪中を巡って意思疎通を続けていると述べるにとどめた。あわせて、個別の問題については現時点で提供できる情報はないとし、詳細への言及を避けている