小結・若隆景(荒汐)が、大関・霧島(音羽山)との3敗同士の優勝決定戦を制し、22年春場所以来、史上3位のブランクとなる25場所ぶり2度目の優勝を果たした
若隆景は11日目に、霧島との2敗対決に完敗したが、あきらめずに12日目から勝利を重ねた。今場所は右肘痛を抱えながらも、低い姿勢から攻める速い相撲で快進撃を見せた
初優勝後は苦難の連続だった。23年春場所で右膝前十字じん帯を損傷の大けがを負って手術。3場所連続で全休を余儀なくされたが、同年九州場所に幕下で復帰し、再起を果たした。25年秋場所は大関昇進にも挑んだが、首痛の影響で負け越して失敗。その後も不屈の魂ではい上がり、返り三役だった今場所、再び賜杯を手にした
大関昇進の目安は「三役で直近3場所33勝」。7月の名古屋場所でも2ケタ白星を挙げて、足場固めができれば、9月の秋場所で1958年以降初土俵では最年長となる31歳9か月での新大関昇進に挑むことになる