1962年に歌手活動を開始し、69年に「雨よ降れ」でデビュー。71年に小室等(81)率いるフォークグループ「六文銭」と組んで歌った「出発の歌」が70万枚を売り上げる大ヒットとなり、同年の世界歌謡祭でグランプリを獲得。72年にNHK紅白歌合戦に初出場し、高校の音楽の教科書にも掲載された。ヒット曲にはドラマ「木枯し紋次郎」の主題歌「だれかが風の中で」などもある。豊かな声量が持ち味で「ハイリ ハイリフレ ハイリホ~」のフレーズでおなじみの丸大食品CMソングも人気だった