すると、本当に曲がった先に白い傘をさした人は現れるけれど、後ろを向いて逃げても追いかけてはこない。
正確には、こちらにむかって歩いては来るけれど、ソレは自分が曲がった角のところまで来たら戻っていく。
でも、また別の角を曲がったり、路地へ入ろうとしたりすると、その先の道から出てくる。
行ける!と思ったとたん、周囲に誰もいないのに「ボオオ、オ、ア、」と、
声なんだけど言葉じゃないとわかる音が、後ろから聞こえてきた。
感覚的に、あぁアレが喋ってると思い、より一層足に力を入れて走った。
ようやく友人の家の近くまで来ることができ、電話で伝えると、家の前まで出て待ってると言ってくれた。
ホントに家の前で待っててくれた友人のもとへ行くと、
...もっと見る「びしょびしょww傘どうしたのwww」なんて言って笑ってて、ちょっと安心したけれど、
見たこと説明して、走ってきた道の先を一緒に見てもらった。
暗いし遠いのに、でもはっきりと向こうの十字路に、白い傘と白い服を着た人の姿があった