永宮東高校の卒業生と元教師が、四十年ぶりに修学旅行を再現した同窓会を企画。行き先は濤海灘に浮かぶ離島、宴席で同窓生たちは旧交を温める。が、高校当時自分たちの高校をモデルにミステリを書いていたと告白した久我陽一郎が、風呂場で死体となって発見される。折悪しく荒天のため、船が運航できず、宿に足止めとなった七人は、一夜それぞれの思いにふける……。彼ら一人ひとりには、それぞれ人に言えない過去があった──
話がどっちへ進むか見当が付かない点は良かったが、それをアクロバティックな論理でつなげるでなく、読み終えてみると期待外れ