当事者たちは、親族が「皇室入り」する法案について、どう感じているのか。旧宮家の人々を直撃した。
東久邇盛彦氏は「お話しすることはありません」と固辞し、久邇朝尊氏は「取材はお断りしておりますので」と言うのみ。その他の親族も、おしなべて口を閉ざすのだった。
そんな中、取材に応じたのが久邇朝宏氏(81歳)だ。久邇家の当主・邦昭氏の弟で、3歳で皇籍離脱を経験している。朝宏氏は、明確に「養子案」に反対の立場を示す。
「法案が可決したとしても、実際に養子になる男子が現れるとは思いません。15歳まで自由に生きて、世間の楽しみを知った人が、なぜ皇室の厳しい制約を受けることを望むのでしょうか。仮に養子になりたいと手を挙げる人がいても、皇室にふさわしいか見極める必要があると思います」