だが。 エレベーターは唐突に3階と2階の間で止まってしまう。 一瞬軽いGが体を押さえつけてきた。俺を含めた室内の3人は3人とも顔を見合わせた。 何だ。故障だろうか。停電、ではないようだ。エレベーター内の明かりには異常がない。 「どう……したんすかね」 俺がぼそりと呟く。おばさんも運送屋も首を傾げる。 暫く待っても動く気配がない。と、運送屋が真っ先に行動した。彼は内線ボタンを押した。 応答がない。嘆息する運送屋。 「一体どうなってんでしょう」 ...もっと見る運送屋の疑問は俺の疑問でもあった