父のパーソロンは和田共弘オーナーが欧州から輸入し、テスコボーイと1970代に2大派閥を築いた名種牡馬だ。母の父スピードシンボリも1960年代の日本を代表する名馬で、まだ海外遠征など夢のまた夢だった時代に、欧州に長期滞在して大健闘を見せた。母のスイートルナもシンボリ牧場の生産。オーナーブリーダー(馬主兼生産者)色の強い配合で、和田オーナーのホースマンとしての夢、意地、情熱、執念がそこに凝縮されていた。
デビューは2歳の7月。牡馬のクラシック三冠(皐月賞、日本ダービー、菊花賞)を意識する馬としては、かなり早いデビューだった。夏のこの時期にデビューする馬は、総じて早熟タイプが多い。しかし早く仕上がるということは、育成、調教メニューを順調にこなす頑健さの証明でもある