古代宇宙飛行士説との接点として注目されるのが「ヴィマナ」——空飛ぶ乗り物や宮殿を指すサンスクリット語である。『ラーマーヤナ』には魔王ラーヴァナが所有し、後にラーマが乗ったとされる「プシュパカ・ヴィマナ」が登場する。
さらに、クリシュナの都ドヴァーラカーが敵将シャールヴァの操る「サウバ」という飛行構造物に襲われる場面もある。サウバは空中を予測不能な軌道で移動し、忽然と現れては消え、上空から攻撃を仕掛けたという。
現代の読者はこれを迷彩機能を備えた飛行要塞になぞらえるが、原典では神の力による超自然的な兵器として描かれている。
興味深いのは、現代のドワルカー沖の海底調査で古代の集落跡や錨、土器などが実際に発見されている点だ。神話の舞台が古代に実在したことは裏付けられたが、サウバが文字通り宇宙船だったとは証明されていない