ポーランド北部のピエン村付近で2022年、400年前の無名墓地から、のど元にさびた鎌の刃を渡され、足に南京錠を取りつけられた若い女性の遺骨が発掘された。その不気味な姿から、住民らはこの女性が生き返るのを恐れていたことが分かる。遺骨は「ゾシア」と名づけられ、世界各地で見出しを飾った。24年には、女性の顔を復元した研究者らを追うドキュメンタリー番組「フィールド・オブ・バンパイア」も放送された。
同じ研究チームの一部メンバーがこのほど、ゾシアに関する初の系統的な研究結果を発表。古来のDNAなどに対する最先端の分析を駆使して女性の身元や死因を探った。この女性をはじめ、同じ場所に埋葬されたほかの人々もおそらく、吸血鬼や悪魔として恐れられていたようだ。チームはその理由も解き明かそうと試みている