ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属する日本代表MF堂安律は、サウジアラビアへの移籍が直前で破談となったようだ。地元紙「Frankfurter Rundschau」などが報じている。すでに中東行きが濃厚とされていたが、現地時間8月31日、「堂安律の別れはすでに決まったことのように思われたが、驚くべきことにマイン(フランクフルト)に留まる」と、急転直下の残留を伝えている
堂安は1年前にフライブルクからフランクフルトへ加入し、2030年夏までの長期契約を結んだ。同メディアによると、サウジアラビア1部アル・イテハドが獲得に動き、フランクフルトに対して1700万ユーロ(約31億円)の移籍金を提示。堂安自身も年俸900万ユーロ(約16億円)という条件を受け取っていたという
すでに移籍は確実と見られていたが、事態は急転した。記事では「決定した取引のように響いたが、突然破談になった」とレポート。堂安はすでにサウジアラビアへ向かっていたものの、現地でオファーを断る決断を下し、フランクフルトへ向かう飛行機で引き返したという。この決断の背景について、「個人的な希望と財政的な条件が理由となった」と説明している
さらに、フランクフルト側も提示された1700万ユーロの移籍金では不十分だと考えていたことにも触れている。ドイツ誌「キッカー」でも「土壇場でこのウインガーの移籍は破談となった」と伝えられた。ドイツ「スカイ・スポーツ」のパトリック・バーガー記者も「選手はオファーを拒否しており、この決定は100%最終的なものです」とレポートした
移籍市場が9月1日に閉幕を迎える直前で起きた堂安の残留劇。引き続きドイツの舞台でプレーを続けることになった堂安が、新シーズンでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか注目が集まる