漢方大手ツムラは1日、薬用酒メーカー「養命酒製造」の買収が完了したと発表した。主力製品「薬用養命酒」をツムラの販売網を使って販売し、競争力の強化を図る。買収額は68億円となった
買収計画は2月に発表された。旧村上ファンド系の投資会社レノなどと連携して養命酒製造に対する株式公開買い付け(TOB)を行い、6月に非公開化した。非公開化の前に、養命酒製造が手がける事業のうち、飲食・物販事業などを切り出した。ツムラは、薬用養命酒の製造・販売を中心とした事業のみを残した状態で、全株式を買い取った
薬用養命酒は約400年の歴史を持つロングセラー商品だが、物価高の影響で販売が低迷している。2026年3月期の関連事業の売上高は、前期比4・3%減の81億9800万円だった