さらに地球上でも、タコやミツバチ、犬といった生物がそれぞれ異なる神経系を進化させてきた事実に言及。代替アミノ酸など、地球とは異なる化学条件のもとで生命が成立する可能性にも触れている。
両氏はSF映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』に登場する、酸化鉱物の外皮と水銀ベースの血液、蒸気で動く筋肉を持つ架空の地球外生命体も引き合いに出し、意識のあり方が私たちの常識を超えて多様でありうることを示唆した。
著者らはこの考え方を「意識のコペルニクス原理」と呼ぶ。地動説がかつて地球を宇宙の中心という特別な座から引きずり下ろしたように、意識もまた地球的な神経系だけに許された特別な現象ではないのかもしれない