中日が大島洋平外野手(40)と来季も契約を更新する見通しであることが17日、分かった。球団と来季の契約で大筋合意に至ったとみられる。プロ通算2079安打のバットマンが、プロ18年目となる来季もドラゴンズの一員としてバットを振る
不惑のバットマンが来季も竜のユニホームを着てグラウンドに立つ。40歳の節目で迎えたプロ17年目の大島。球団とは来季も契約を更新することで大筋合意に至ったもようだ
開幕2軍で迎えた今季は、シーズン直前の上林の右膝故障に加え、開幕直後の岡林の右太もも裏肉離れと外野手にアクシデントが相次いだ中、4月11日に1軍昇格。同18日の阪神戦(甲子園)に「1番・中堅」でスタメン出場し3安打の固め打ちで貫禄を見せると、同24日のヤクルト戦(バンテリンドームナゴヤ)では自身3年ぶりの三塁打を放ち、高木守道に並ぶ球団歴代2位タイとなる通算55三塁打に到達。同じ試合では二盗も決め、スタートダッシュにつまずいたチームをシーズン初の4連勝に導く原動力となった
5月下旬からは2軍での生活が続いたが、真夏のナゴヤ球場で若手に交じって真っ黒に日焼けしながら大粒の汗を流した。「1軍でも2軍でも自分のやるべきことは変わらないですから。若い選手も見ている。しっかり試合に向けて準備していくだけです」。今季はファーム・リーグにも44試合に出場して打率2割7分3厘。高い打撃技術は衰え知らずだ
2023年にはプロ野球史上55人目となる2000安打の偉業をプロ14年目のスピードで達成。毎年オフ恒例の古巣・日本生命での自主トレでは、ともに参加する年下の選手よりも重いウエートを挙げて周りを引っ張っている。「もっともっとという気持ちは今でももちろんある。今までと変わらずに与えられたところで結果を出せるようにやるだけ」。アスリートとして闘志の炎はまだ心の中で燃えている
2079安打、272盗塁、ゴールデングラブ賞9度、最多安打2度、盗塁王1度…。積み上げてきた数字、実績、栄冠だけでなく、一流選手としての野球に取り組む姿勢は他の選手の手本になる。41歳で迎える来季も、チームの危機に力になれるように淡々と準備を進めていく