その翌年には、中国人民解放軍が権威ある教科書の中で、特定の民族を遺伝的に狙う攻撃が今後ますます可能になり得ると言及したとされる。2024年には、ウクライナ侵攻のさなかにロシアが旧来の生物兵器研究施設を拡張していると米紙が報じた。
AIが新たなウイルスなどを設計する「合成生物学」の研究はすでに始まっている。薬剤耐性菌への対抗策として期待される一方、生物兵器に転用されるリスクもはらむ。AI企業Anthropicのダリオ・アモデイCEOも、この脅威を理由にAI開発のペースを落とすよう訴えたと伝えられている。
1972年の生物兵器禁止条約をはじめ、国際的な歯止めは存在する。しかし技術が拡散すれば、国家ではなく「はぐれ者」の個人や集団が攻撃を仕掛ける可能性も否定できないという