2月の衆院選で首長が自身を支持しなかったことを理由に那須烏山市と那珂川町の道路予算を大幅に削減したとする簗和生(やなかずお)農相の発言を巡り、同市議会は14日、同市南那須庁舎で臨時議会を開き、簗農相への抗議決議を可決した。議員定数は14人で、採決前に1人が退出した
【簗和生衆議院議員の言動に対し強く抗議する決議】 令和8年5月24日、栃木県大田原市で開催された自由民主党大田原支部会合後の懇親会において、簗和生衆議院議員が同年2月8日に執行された衆議院議員選挙における首長の対応を理由として、那須烏山市の令和8年度の社会資本整備総合交付金について大幅にカットした旨の発言をしたとマスメディアを通じて報じられており、同年10月5日には報道されている内容が簗和生衆議院議員自身の発言と認めた上で、発言を撤回し謝罪をしたところである
社会資本整備総合交付金は、地方公共団体等が行う社会資本の整備その他の取組を支援することにより、交通の安全確保とその円滑化、経済基盤の強化、生活環境の保全、都市環境の保全及び国土の保全と開発並びに住生活の安定の確保及び向上を図ることを目的としており、本交付金は、自主財源比率が低い那須烏山市にとって、道路整備をはじめ近年頻発する自然災害への対応や地域住民の生命と安全を守るための極めて重要な財源となっている
那須烏山市議会は、那須烏山市民に大きな不安を抱かせる言動をした簗和生衆議院議員に対し強く抗議するとともに、那須烏山市民に対して説明する場を早急に設けるよう求める。また、今後、地方自治体に対する国の予算について、政治的な立場や選挙における対応等によって左右されるとの疑念を招くことのないよう、厳に求める。 以上、決議する。 令和8年10月14日 那須烏山市議会