結論からいうとカレーそのものが癌予防に効くとまでは言えません
カレーに使われるウコン由来のクルクミンには、実験レベルで発がん抑制が期待される報告があります。ですが、人が普通にカレーを食べることで癌予防効果がはっきり確認されたとは言いにくいです
厚生労働省のがん予防情報では、予防として重視されているのは禁煙、飲酒を控える、食生活の改善、身体活動、適正体重の維持などです。特定の一品としてカレーが予防に有効という位置づけではありません
国立がん研究センターの情報でも、クルクミンの発がん予防を調べる臨床試験はありますが、これは研究段階の話です。日常の食事で確実な予防効果が証明されたという意味ではありません
ウコンやクルクミンは健康食品として注目されていますが、肝障害との関連が報告された例もあります。予防目的で大量にとるのは避けたほうが無難です
カレーは食事を楽しみながら続けやすい料理の一つとして取り入れるのはよいですが、癌予防を期待して食べるより、野菜、豆類、魚、全粒穀物などを含むバランスのよい食事全体を意識するのが現実的です