芸名の由来が、演じた役名そのもの 映画『善魔』で演じた役名「三國連太郎」が、そのまま芸名になっている
役作りが本気すぎて、周囲が心配になる 『異母兄弟』では老人役のために歯を10本抜いたという逸話が有名。もはや「役作り」の一言では収まらない
善人役でも、どこか一筋縄ではいかない ただ優しいだけではなく、人生の裏側や弱さまでにじませてくる
悪役を演じると、作品全体の空気が変わる 『飢餓海峡』のような重い作品では、登場した瞬間に画面が引き締まる
文芸大作からコメディーまで振れ幅が大きい 『ビルマの竪琴』『犬神家の一族』『マルサの女2』のような作品から、『釣りバカ日誌』のスーさんまで、同じ俳優とは思えない幅を見せる
『釣りバカ日誌』では、急に親しみやすい社長になる 重厚な演技派のイメージから一転、西田敏行さんとの掛け合いでは絶妙なコミカルさを発揮。シリーズは22作に及んだ
息子が佐藤浩市さんだと知って、改めて血の濃さに驚く ただし、親子でありながら俳優としての個性はかなり違うところも面白い
俳優だけでなく、監督・脚本にも挑戦している 自ら手がけた『親鸞 白い道』で、カンヌ国際映画祭の審査員特別賞を受賞している
「名優」と言われても、どこか型にはまらない 王道のスターというより、作品の中で異様な存在感を放つ“怪優”寄りの魅力がある
若い頃の写真を見ると、後年とのギャップに驚く 晩年の重厚な印象が強いぶん、初期作品では端正で危うい雰囲気の二枚目俳優に見える