ボクサーを1人ずつ解説していきたいと思います
評価はプラチナ１がトップでシルバー５が最下位、ランク下のボクサーの方が評価が高いことがあるのはキャリア総合の結果であることをご了承お願いします（○'ω'○）
>>2 ミニマム級オールタイム・パウンド・フォー・パウンド

■ミニマム級オールタイム・パウンド・フォー・パウンド（○'ω'○）
①リカルド・ロペス　>>3
②イヴァン・カルデロン　>>4
③オスカー・コラーゾ　>>5
④ノックアウト・CPフレッシュマート　>>6
⑤イーグル・デン・ジュンラパン　>>7
⑥チャナ・ポーパオイン
⑦井岡一翔
⑧ラタナポン・ソーウォラピン
⑨ワンヒン・ミナヨーティン
...もっと見る⑩ロセンド・アルバレス

名前：リカルド・ロペス（メキシコ）
評価：プラチナ５
主な対戦相手：大橋秀行、ロッキー・リン、サマン・ソーチャトロン、ケルミン・グアルディア、アレックス・サンチェス、ロセンド・アルバレス、ウィル・グリッグスピー、ラタナポン・ソーウォラピン、ゾラニ・ペテロ

無敗をほしいままにした世界王者であり、無駄のない芸術的なボクシングでミニマム級を支配し、左ジャブ一つ取っても攻略が難しく、右ストレート、左右のアッパー、ボディブローも得意とし、ディフェンスにも弱点が見当たらない。
WBC王座V22と、数少ない20度以上の防衛を果たした名王者であり、三団体も平らげているが、ライバルとなったロセンド・アルバレス戦ではレコードを汚す引き分けを刻み込まれた。
軽量級軽視が目立つ欧米でも評価されており、当時のPFPファイターであるフリオ・セサール・チャベスも「彼と同じ階級じゃなくて良かった」と語っていた。

名前：イヴァン・カルデロン（プエルトリコ）
評価：ゴールド３
主な対戦相手：アレックス・サンチェス、エドガル・カルデナス、ロベルト・カルロス・レイバ、ダニエル・レイジェス、イサック・ブストス、ウーゴ・カサレス、ネルソン・ディーバ、ジョバンニ・セグラ、モイセス・フェンテス

ディフェンスとアウトボクシングを信条として、強豪を判定で破ってきた技巧派であるがジョバンニ・セグラとの矛盾対決は未だに語り継がれる。
名伯楽フレディ・ローチのブログによると、とある日にスパーリングでPFPファイターであり時代のスーパースターだったオスカー・デ・ラ・ホーヤの攻撃を躱しつつ、ジャブをしこたま当てる信じられない光景を目の当たりにしたという。
同じく元PFPキングであるシェーン・モズリーの動体視力にも対応できており、最軽量級が中量級のトップクラスを翻弄する様はローチ同様、ファンにとっても信じられない話である。

名前：オスカー・コラーゾ（アメリカ）
評価：ゴールド３
主な対戦相手：ビック・サルダール、メルビン・ジェルサレム、ノックアウト・CPフレッシュマート

リカルド・ロペス以来の才能を持ち合わせた天才。
今をときめきリヤドシーズンにて10年超もWBA王座を防衛し続けてきたノックアウト・CPフレッシュマートを、全ての総合力で上回りミニマム級の新時代を予感させる。
身長は低いのでこのまま、止まり続けるのか、それとも階級をライトフライ級に移してビッグマッチを模索するのか…

名前：ノックアウト・CPフレッシュマート（タイ）
評価：ゴールド５
主な対戦相手：ムハンマド・ラクマン、バイロン・ロハス、熊朝忠、ワンヒン・ミナヨーティン、アレックス・ウィンウッド、オスカー・コラーゾ

地元判定が酷いタイの試合が多いので、評価は抑えめにしたが、世界的人気補正も大きい（アメリカン、プエルトリカン、メキシカン）。
中国の熊朝忠戦、オーストラリアのアレックス・ウィンウッド戦、アメリカのオスカー・コラーゾ戦が真価を発揮されるアウェイであり、実力者であるがコラーゾには力の差を見せつけられた。
意外にミニマム級はタイ人が強くラタナポン、イーグル、ポーパオイン、ワンヒンと半分も占める。

名前：イーグル・デン・ジュンラパン（タイ）
評価：シルバー１
主な対戦相手：ホセ・アントニオ・アギーレ、イサック・ブストス、高山勝成、ロデル・マヨール、八重樫東、オーレイドン・シスサマーチャイ

試合内容は圧巻ものでロペス、カルデロン、コラーゾ相手にも良い勝負をしそうだが、眼疾を発症してしまったために実績的には物足りないものとなった。
ミニマム級を主戦馬とする高山勝成に、三階級制覇者の八重樫東、全盛期を過ぎていたとはいえホセ・アントニオ・アギーレとミニマム級トップクラスを撃破し対戦相手は申し分ない。
シュガー・レイ・レナードとリカルド・ロペスをボクシングスタイルの参考としてた。