英語 入試傾向と受験対策・勉強法
日本大学の一般入試の英語は、近年、全学部で同一の形式で、主に以下のような構成とします。
大問1:長文読解、大問2・3:文法・語彙、大問4:中文読解、大問5:語彙、大問6:中文読解、大問7:会話文
解答形式:歯学部・松戸歯学部は記述式、他学部はマーク式
大問1:長文読解、大問4:中文読解、大問6:中文読解
長文読解は、問題数約6問、内容説明の問題のみ。本文は特に難しくなく、750語前後です。出題難易度は標準レベルですが、やや紛らわしい選択肢を含む問題があります。中文読解は、大問4:文章の並び替え問題、大問6:内容説明問題です。長文読解と中文読解ともに、本文の流れや全体の内容をつかむことが重要です。英文のテーマは、科学や文化問題、時事的な内容と幅広く、簡単な英語新聞や本で基礎知識をつけましょう。速読力や語彙力も重要で、参考書や問題集、日程や学部問わず過去問演習をし、古い年度のものにも取り掛かり出題形式に慣れましょう。
...もっと見る大問2・3:文法・語彙
文法・語彙問題は、空欄補充問題(8問)と語句整序問題(6問)です。出題難易度は基礎から標準レベル。空欄補充問題は四択で、語句整序問題は和訳に合うように並べる形式です。英文法や英単語の知識、文構造を理解していれば満点も期待できます。文法・語法の問題集を繰り返し、間違えた箇所は復習を欠かさずしましょう。より多くの問題を解き実践力を身につけ、過去問演習で知識が定着しているか確認しましょう。
大問5:語彙
語彙問題は、四択の類義語選択問題(8問)です。この大問は英単語力が重要です。語彙力2000語レベルの単語帳や、1000語レベルの熟語帳を毎日積み重ねて覚えましょう。英単語をマスターしてから過去問演習に取り掛かり、実力を確認しましょう。
大問7:会話文
会話文問題は、やや長めの会話の空欄補充問題(5問)です。会話表現を問われることは少なく、状況把握ができているかが問われます。長文読解や中文読解のように、空欄箇所の前後に注意が必要です。英会話の参考書や問題集で、頻出会話表現と指示語・省略・代名詞を意識するまで、繰り返し解いていきましょう。