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1: アセム雨宮◆UD16NvPYxY
2025-10-10 12:05:34 OMPVG0082

20世紀前半のイギリス。開業医として世の人々に尽くし、病理学者としても高名であった高齢の医学博士ヘクター・マックオストリッチが他界する。彼は一人称「私」の視点で、書籍一冊分の長大な手記を遺していた。そこには20世紀の初頭に当人が暮らした海沿いの地方の町プリトマスにて、七年の時を置いて、同じ景勝地マッターズ沼地で起きた二件の殺人事件についての記録が語られていた

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2: アセム雨宮◆UD16NvPYxY
2025-10-10 12:06:32 OMPVG0082

遺された手記から真実が明らかになる趣向というか設定なので、当初から結末までの大筋が見えるような気がする。
 が、一方で、いくらクラシックミステリとはいえ、すでに当時の時点で大家のフィルポッツの商業作品、そこまでヤワな出来ではないだろ? との思いもある。じゃあ物語の着地点がどこになるのか? という興味で、ワクワクゾクゾクしながら読み進める

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3: アセム雨宮◆UD16NvPYxY
2025-10-10 12:06:48 OMPVG0082

登場人物はモブキャラ、サブキャラまで入れれば、ネームドキャラだけで総数40人前後とそこそこ。だが実際には、手記内の主人公ヘクターとわずか数名だけの心理駆け引き、シーソーゲームの内容と言っていい

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