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8: アセム雨宮◆UD16NvPYxY
2025-10-30 16:25:33 OMPVG0082

『東日流外三郡誌』は青森県の和田喜八郎という人が、1949年に自宅の天井裏から発見した古文書です。和田家の祖先は津軽の神官で、安東氏の末えいである三春藩城主「秋田千季」の命令によって、失われた安東氏の資料を収集し、1822年に『東日流外三郡誌』を完成させました。その写本が和田家に受け継がれていたというのです。

ムー大陸やUFOが登場し、はじめからトンデモ奇書としての扱いを受けていた『竹内文書』とは違い、『東日流外三郡誌』は日本の歴史学界や考古学界に大きな影響を与えました。著名な古代史研究家であった古田武彦氏も最後まで真書だと信じていましたし、公共機関の資料として用いられたこともあり、アラハバキをまつっている神社の中には今でも、ナガスネヒコや東日流王国のことを書いているところも多いほどです。

そのように真偽論争を巻き起こしたものの、『東日流外三郡誌』は今ではほぼ確実に偽書であることが確定しており、「戦後最大の偽書事件」と呼ばれています

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