スキャンピラミッドプロジェクトが未知の空間を発見したのは、これが初めてではない。2023年には、最大のピラミッドであるクフ王のピラミッド内部で、巨大な未知の空間を発見し、世界中を驚かせた。
研究に参加するミュンヘン工科大学のクリスチャン・グロッセ教授は、「クフ王のピラミッドでの重要な発見に続き、我々は再びギザで重要な発見を成し遂げた」と語る。
「我々が開発した検査手法は、貴重な建造物を傷つけることなく、内部の状態について非常に正確な結論を導き出すことを可能にします。もう一つの入口が存在するという仮説は非常に説得力があり、我々の発見はその証明に大きく近づくものです」
今回発見された空洞が、本当に入口へと続く通路なのか、それとも全く別の目的を持つ部屋なのか。その答えを明らかにするため、研究チームは今後、さらに詳細な調査を進める予定だ