「これはただの薬ではない。聖杯だ」 中国・深圳のバイオサイエンス企業「Lonvi Biosciences」のCEOは、自社が開発した“奇跡の薬”について、そう断言した。彼らが作り出したのは、人間の寿命を150歳まで引き延ばす可能性を秘めた、一粒の錠剤。その鍵を握るのは、私たちの体内に潜む「ゾンビ細胞」と、ありふれた果物であるブドウの種だという。 かつては「いかがわしい疑似科学」と見なされていた不老長寿の研究。しかし今、中国で、その夢物語が現実になろうとしているのか