群馬県前橋市の小川晶市長の退職願がきょう27日午後の前橋市議会の全会一致で承認され、小川氏は市長を辞職した。 採決の前に小川市長は発言の機会を与えられ、「議員各位は就任以来、お力を貸していただきありがとうございました。本日付で市長を辞職させていただきたいと思います」などと終始にこやかに述べ、最後に「本当に今までありがとうございました」と頭を下げました
小川氏を巡っては、部下の既婚男性とラブホテルで10回以上密会していた事を認める一方で「男女関係はない」と説明し、市議会から複数回、辞職を求める申し入れなどが出されていた。 市議会側は、不信任決議案を提出する方針を固め、27日までに小川氏に決断するよう求めていたが、小川氏は25日、不信任決議案を出される前に自ら退職届を提出していた
今後、50日以内に市長選挙が行われる事になる。 退職届を提出した後、小川氏は記者団から出直し市長選への出馬の有無を聞かれたが、無言だった
一方、自らのSNSでは、「一度市長職を離れ、自らの行動に対するけじめをつけることが最善だと判断しました」「どうかこれからも、笑顔あふれる前橋の未来のために、市政を前へ進める力をお貸しください」などとコメントしている