球団関係者によれば、「佐々木は今季故障歴があり、球団側がWBCの参加を止める権利を有している」という。5月に右肩の痛みを訴えて60日間のIL入り。日本時代から故障が多い右腕を送り出した場合、けがのリスクが高まることに球団内では懸念が大きかった。佐々木はシーズン終盤に右肩痛から復帰し、今季限りという条件付きで中継ぎに配置転換。ポストシーズンではリリーフとして大活躍し、ワールドチャンピオン連覇に大きく貢献し、ロサンゼルスの人気者になった。ただ、来季は再び先発に復帰することが決まっていて、ドジャース側はじっくりとスプリングトレーニングからフォーム固めに着手し、調整させたいという事情がある