多くの人々がバミューダといえば、船や飛行機が忽然と消える「バミューダトライアングル」のミステリーを思い浮かべるだろう。しかし、科学者たちは今、それ以上に不可解な謎に直面している。バミューダ諸島の地下深くに、「地球上のどこにも見られない」巨大な岩石構造物が発見されたのだ。
カーネギー研究所のウィリアム・フレイザー博士らの研究チームは、バミューダの地震観測データを分析し、地下約20キロメートルという異例の厚さを持つ岩盤層を特定した。この発見は、長年地質学者たちを悩ませてきた「バミューダの成り立ち」に関する謎を解く鍵になるかもしれない