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3: アセム雨宮◆UD16NvPYxY
2025-12-22 12:36:10 OMPVG0082

ローマ市民権の拡大

 212年、ローマ帝国のカラカラ帝は帝国領内の全自由民にローマ市民権を与えた。一般的には、属州を含めての全自由民に市民権を拡大したことは、ローマが単なる都市国家が膨張した国家ではなく、ここで正式に「世界帝国」となった、という意義が認められている。しかし、カラカラ帝の市民権拡大の意図は、ただ相続税収入を増やすために過ぎなかったとも言われている。それまで市民権のない者は相続税を払わないでよかったからである。この命令は、彼の本名からアントニヌス勅令ともいう。カラカラはまた、巨大な公共浴場を建設したことで有名である。
 彼の治世は犯罪と狂気の連続で、約2万人がその犠牲になったという。彼自身は、第2のアレクサンドロス大王を自負してシリアに進出、パルティアと戦ったが、その最中、217年メソポタミアのカラエで部下に暗殺された

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