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4: アセム雨宮◆UD16NvPYxY
2026-01-20 16:50:18 OMPVG0082

老人は杖を地面に突いた。その音が、誠が聞いていた三本目の足音だった。

「人は自分の歩みが作る道しか見ません。しかし、足の下には別の世界があるのです」

老人はそう言うと、駅の奥へと歩き去った。その背後の影は、確かに三本の足で歩いていた。

翌日、誠は老人について駅長に尋ねた。しかし駅長は首を振った。

「深夜に駅にいる老人?そんな人はいないはずだ」

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