物理の受験対策
✓ 全体的な対策のポイント
複合問題をはじめとして、条件や装置が入り組んでいて難しく見える問題も、読み解いてみれば基礎問題であることが多いです。入り組んだ問題設定に惑わされず、落ち着いて何を問われているかを見極めるようにしましょう。
また、大問の後ろに行くほど、時間はかかるが配点は高くないといったことも多いです。後半の計算が多いと感じたら、時間に余裕があっても一度切り上げて配点の高い問題でしっかり部分点がもらえるように時間を使うのも、一つの手です。
ただし、計算を早めに切り上げる場合にも、前後の設問と関係なく独立して解ける計算問題がないかは探すとよいでしょう(大問がローマ数字でさらに分けられている場合は特に、独立して解ける問題が見つかることがあります)。
✓ 設問ごとの対策ポイント
...もっと見る大問1は基本的な力学です。最も難易度が高いので、基本知識をしっかり頭に入れて、過去問や模試でできるだけたくさん演習を積むしかありません。
大問2は電磁気が多く出題されます。東京大学の電磁気は難易度が高くないので、得点源として考えるのが良いでしょう。微積分を用いた物理をかじっていると、さらに解きやすくなります。
大問3は熱力学か波動が多く出題されます。熱力学は、計算量は多いですが愚直に解けば点数がとれます。波動は、音波であれば力学の一種と考え、光波であれば電磁気の一種と考えることで苦手意識が薄れます。学習の段階で分野の関連を意識することで、スムーズに解けるようになります。
原子分野が出題される場合は、内容的には教科書レベルです。教科書がよく理解できていれば、重点的な対策は必要ないと感じます