1890年代~20世紀初頭に日清・日露戦争によって、日本の産業革命が進展した
日本は1854年に開国して世界資本主義のなかに放り込まれた。1868年に明治維新を達成、権力をにぎった藩閥政府は、殖産興業政策によって急速な近代化を進めた。 日本の産業革命の特徴は、明治政府の掲げた「富国強兵」路線と結びつき、日清・日露のアジアでの戦争とともに産業発展を実現したことである。1894年の日清戦争での清からの賠償金などを元手に1895年ごろから、第1次産業革命(軽工業中心)を開始し、1904年の日露戦争によって一気に第2次産業革命(重工業中心)に突入していった
しかし、日本の場合は、上からの工業化であり、またその段階に至っても農村社会は依然として封建的な地主・小作人制度が残り、国内市場は十分に成長していなかった。そのため、海外に資源と市場を求めるという帝国主義に容易に転じていくこととなってしまった