万震ばんしんの『南州異物志なんしゅういぶつし』に、 「烏滸うこは地名である。広州こうしゅうの南、交州こうしゅうの北にある。いつも道に出て旅人の様子を伺うかがい、旅人を襲撃する。人間を捕とらえてこれを食べることを利益とし、財貨は貪むさぼらなかった。合わせてその肉を塩辛にし、さらに頭蓋骨ずがいこつを取り出し、それを被かぶって酒を飲んだ。人間の手足を貴重なものとして、老人に食べさせた」 とあります。