カラ=ハン朝? カラハン朝?
カラ=ハン朝の表記は、山川出版社の詳説世界史Bの2013年版から、カラハン朝となり、“=”がとれた。しかし、今のところ、他社の教科書や用語集などはいずれもカラ=ハン朝(例えば平凡社『イスラーム事典』1982によると、Cara Khān となっている)のままであるが。どうやら君主がカガン(可汗つまり、ハン)の称号を用いていたことから、同時代のアラビア語文献ではハーカーニーヤ Khakānīya といわれていたので、歴史家のなかにはカラハン朝とする人もいるらしい。ハーカーニーヤ→カラハンは苦しいと思うが・・・。いずれにせよ、まだ資料的にも実体のよく分からないことなので、従来通り、カラ=ハン朝の表記で問題なさそう。