北海道の石狩沼田駅で31日、116年の歴史を持つ「留萌線」が最終運行となる。 直前の週末、駅には別れを惜しむ人たちが集まった。 一方で地元住民からは今後の移動手段を不安視する声も上がっている
29日、北海道・西部にある石狩沼田駅に大勢の人たちが降り立った。 そのお目当ては、名残雪に覆われた水田を走る列車。 主要な線路として、全国で最も短い全長14.4kmを走るJR留萌線だ。 31日に116年の歴史に幕が下りる。 駅は別れを惜しむ人たちでにぎわった
留萌線は1910年に開業し、石炭や木材などを運んでいた。 炭鉱の閉山で、周辺の人口が減少するとともに利用客も減り、廃線が決まった。 100年以上、町の生活を支えてきた列車の廃線に住民からは心配の声もあがっている
廃線のあとも石狩沼田駅は「町の拠点」として残される方針だ。 沼田町地域おこし協力隊の村上欣喜さんは、「開拓魂。なくなっていくものは仕方ないが、どう発展させ、つむいでいくかを考えなければいけない」と語った。 最終日の31日は3つの駅でセレモニーが行われる