概要
りょうけん座は、元々はおおぐま座の一部でしたが、1687年頃にポーランドの天文学者・ヘべりウスによって新しく設定されました。
ヘべりウスは、うしかい座が連れていたとされる2頭の猟犬を独立させて、北側の犬をアステリオン、南側の犬をカーラと名付けて、この星座を設定したと言われています。
また、りょうけん座のα星は3等星で、「コル・カロリ」と呼ばれていますが、これは「チャールズ王の心臓」という意味で、りょうけん座とは直接関係がありません。
これは、「ハレー彗星」でよく知られているエドモント・ハレーが、英国王・チャールズ2世を称えて名づけたものです。
この他、りょうけん座には幾つかの銀河があります。
その中でも、M51やM106などは、少し口径の大きい望遠鏡で眺めると、その特徴のある渦巻状の姿を見ることができます。
このふたつの銀河は、地球から2100万光年離れたところにある星々の大集団で、それらの中には超巨大なブラックホールがあると考えられています。
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特に、M51は「子持ち銀河」と呼ばれている渦巻き銀河で、巨大な渦巻き銀河のすぐ横に、子どものような小さな銀河を伴っています。
これは、今から数億年前、大小ふたつの銀河がすれ違った時に、強い引力で引っ張り合ったためにできた姿だと考えられています