いつもはガラガラの車両位置だけ、なぜか遅延時だけ行列ができている
「まもなく発車します」を3回くらい聞いても、まだドアが開いたまま
電光掲示板が「遅れ 約○分」から「運転見合わせ」にひっそり格上げされている
隣のホームの電車だけスイスイ発車していって、軽く裏切られた気持ちになる
「電車遅延で遅れます」と上司や先生に送るテンプレメッセージを、ほぼ定型文で用意している
10分遅れと聞いて、「ギリ走れば間に合うか…?」と一瞬だけ前向きになる
迂回ルート検索したら、普段の2倍くらいの交通費と乗り換え回数を提示されてそっと閉じる
遅延すると急にみんなスマホで同じ乗換アプリを開いている
車内アナウンスの「大変ご迷惑をおかけしております」に、誰も文句は言わないけど全員ちょっと無言で遠くを見る
次の駅でどれくらい人が降りるか、全員が心の中で期待しているのがわかるほどの一体感
「強風の影響で徐行運転を行っています」が、もはや季節のあいさつレベルで聞き慣れている
「安全確認のため停止しております」が一番ざわつくワード
何回か同じ説明を聞いたあと、乗客の中に勝手に「解説役」になって周りに説明している人が出てくる
ここまで遅れると「今日はもうどうにでもなれ…」という悟りの境地に入る