きょうだい間の「不公平感」 長男長女が「自分だけ親の面倒を見たのに取り分が同じは納得いかない」 遠方のきょうだいが「介護は任せてお金で折半でいいでしょ」と言い出す 実際、介護や同居をしてきた人と、それ以外のきょうだいの間の不満が大きな争いになりやすいと指摘されています
遺産のほとんどが不動産 実家だけが大きな財産で「売りたい派」と「残したい派」に割れる 共有名義にした結果、誰も決断できず何年も塩漬けになる 日本では遺産の大半が不動産というケースで揉める事例が多いとされています
生前贈与・仕送りをめぐるモヤモヤ 「学費を多く出してもらったんだから、その分少なめにすべき」 「それは昔の話でしょ、いまの遺産とは別問題」 過去の援助をどう扱うかで意見が割れ、感情的になりやすいポイントです
再婚・別れた配偶者との子ども 親の死後に「実はほかにも子どもがいた」と判明する 本人同士は面識がなく、いきなり利害関係だけが生まれる 離婚歴や別の家庭の子どもがいると、相続人の顔ぶれ自体が争点になることがあります
遺言書が「あるせいで」揉める 手書きの遺言が複数出てきて「どれが本物?」となる 一人の相続人に偏った内容で、ほかの人が強く反発する 遺言書の書き方や保管がまずくて、かえって争いを生んだ有名事例も報告されています
積年のわだかまりが爆発 相続学会の調査では、相続争いの理由として「積年の恨み」が半数以上から挙がっていて、昔のきょうだい間の不公平感などが一気に噴き出す傾向があるとされています
普段静かな人ほど強硬になる ふだん連絡を取らない親戚が、相続の話だけ急に前のめりになる 逆に長く介護してきた人が「もう譲れない」と強く主張する 「お金の問題」というより「自分がどう扱われたか」の問題になりがちです
遠い親戚や疎遠な相続人が急に登場 ネットで「自分に相続権がある」と知ってから、突然、遺産分割を求めてくるケースも家庭裁判所の資料で指摘されています