ボールを保持しながら相手を崩す「ティキタカ」を世界に浸透させ、2010年W杯優勝の黄金期を築き上げたスペイン代表。 そして2026年大会では、全盛期を迎えつつある若い才能が主役となり、再び世界の頂点を狙う最強クラスのチームへと進化しています
特に、バルセロナのペドリとクバルシ、新世代怪物ラミン・ヤマルら世界が注目するタレントがズラリ。 前線の決定力に不安を抱えていた近年とは異なり、「守備の指揮官」ロドリと「攻撃の切り札」ヤマルの存在により、より隙の少ないチームとなりました
モラタの急激な衰えにより、唯一人材不足が深刻だったCFには本来ウイングだったレアル・ソシエダのオヤルサバルが定着し、圧倒的な得点力を代表で発揮し不安要素も完全に消え、まさに「無敵艦隊」となった印象があります。 日本代表にとっては、前回大会(2022年)で歴史的勝利を収めた相手ですが、 今回のスペインはさらに強力で危険な存在と言えるでしょう
攻撃:伝統の保持と縦への超高速トランジション デ・ラ・フエンテ監督率いるチームは、伝統のポゼッション哲学をベースに、縦への推進力とトランジションの加速力を融合させたスタイルが特徴です。基本システムは4-3-3で、最後方はGKウナイ・シモンやCB間に落ちるロドリでビルドアップを安定させ、インサイドハーフはペドリがゲームメイクの中核を担います
前線:強力な両翼の突破と“偽9番”の融合 前線はヤマルとニコ・ウィリアムズの強力な個によるサイド突破に加え、中盤と前線をつなぐ“偽9番”オヤルサバルが定着。圧倒的な支配力と、攻守の切り替え(ネガティブ・トランジション)における即時奪還の鋭さで16年ぶりの頂点を狙います