15日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)・グループH第1節、スペイン対カーボベルデはスコアレスドローで終了した
EURO2024王者であり、公式戦ここ31試合負けなしの優勝候補スペインがついに登場。初戦の相手は、これがW杯初出場のカーボベルデだ
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、負傷明けのヤマルとニコを大事を取ってベンチスタートに。GKウナイ・シモン、DFジョレンテ、クバルシ、ラポルテ、ククレジャ、MFファビアン、ロドリ、ぺドリ、FWフェラン、オヤルサバル、ガビをスタメンとして、4-3-3のシステムを採用している
前半、スペインはいつも通りボールを保持して、相手陣地でゲームを進めていく。が、やはりチーム最大の武器と言えるヤマル&ニコの両翼不在の影響は大きい。引いて守るカーボベルデを相手にサイドで深みを取れず、なかなかチャンスを創出することができなかった
それでも地力で勝るスペインは、レアル・マドリー加入が決まったばかりの左サイドバック、ククレジャのオーバーラップを起点にゴールに迫る。まず39分、ロドリの浮き球のパスからククレジャがペナルティーエリア内左に侵入。マドリーDFが頭で折り返したボールにフェランが右足で合わせるも、ボールはクロスバーに直撃した
スペインはさらに45分、ククレジャのグラウンダーのクロスからフェランが左足でシュートを放つも、これはGKヴォジーニャがセーブ。前半AT2分にはぺドリの右CKからラポルテもヘディングシュートでゴールをうかがったが、これもカーボベルデ守護神に弾かれている。前半はスコアレスドローで終了した
迎えた後半も、ボールを保持するスペインが攻めあぐねる状況は変わらず。デ・ラ・フエンテ監督は70分にこの試合初の交代カードを切り、ファビアン、ガビを下げてミケル・メリーノ、そしてヤマルをピッチに立たせた。18歳のエース、ヤマルの登場にアトランタ・スタジアムに集まったスペインのサポーターは大歓声を上げている
ヤマルはその期待に応えるように奮闘。右サイドからキレのあるドリブルを何度も仕掛け、ミケル・メリーノのシュートなどを導いていった。デ・ラ・フエンテ監督は81分にフェランも下げてダニ・オルモも投入し、そして87分にはロドリを下げてニコも入れている
名物の両ウィングを揃えたスペインは88分、ヤマルのアウトサイドのスルーパスからダニ・オルモがペナルティーエリア内に侵入。折り返したボールからオヤルサバルが右足でシュートを放つも、ボールはわずかに枠を外れた。結局、スペインは27本のシュートを放ちながら最後までゴールを奪えず、0-0のまま試合終了のホイッスルを聞いている
今回のW杯で、スコアレスドローは13試合目にして初めてのこと。人口5000万人のサッカー大国スペインにとっては危惧すべき勝ち点1、人口60万人の小国カーボベルデにとっては歴史的な勝ち点1となった