リアリティ・チェック(Reality Check)のインタビューでシアー氏が語ったところによれば、その夜は珍しく海が穏やかで、スコットランドの北方を数時間進んだ海域だったという。レーダー士官に呼ばれてスクリーンを覗くと、固体反応のブリップが映っていた。視覚的には、中央に白いディスクを抱いた星形の発光体で、海面から約30メートルの高さ、距離およそ1.6キロの位置に浮かんでいたとされる。
艦長は乗組員を召集し、付近に民間機も軍用機も存在しないことを確認したうえで戦闘機の出動を要請、艦内を戦闘態勢に入れた。だが物体は戦闘機の接近をあざ笑うかのように消失する。さらに不可解だったのは直後の艦内放送だ。艦長は乗組員に向け、いま見たものは「見なかったことにせよ」という趣旨の言葉を告げたと、シアー氏は証言している