「学校恐怖症」という名前は、日本の診断名として正式に使われることはあまり多くありませんが、「学校が怖くて行けない状態」を指す言葉として使われます。内容としては、次のような状態が重なっていることが多いです。 学校を考えると強い不安や恐怖、動悸、吐き気などが出る 朝になるとお腹が痛くなる、頭が痛くなるなど体に症状が出る いじめ、勉強、先生や友達との関係、集団行動などに強いストレスがある 「行かなきゃ」と思っているのに体が動かない、罪悪感でつらい
医学的には、不安症や社交不安、パニック症状、不登校などが重なってあらわれることが多いと言われています
学校が怖くなる理由は一つではなく、いくつかが組み合わさることが多いです。 友人関係のトラブルやいじめ 勉強についていけない不安、成績プレッシャー クラスや教室の雰囲気が合わない、居場所がない感じ 先生が怖い、怒られ経験の積み重ね 発達特性などから、集団生活や音・光・人ごみがつらい 家庭の状況の変化やストレス
今すぐ全部を変える必要はないので、「少しだけ楽にする」ことを目標にするのがおすすめです。 信頼できる大人に「怖い」をそのまま伝える 親、きょうだい、担任でない先生、スクールカウンセラーなど誰でも大丈夫です。 「行くか行かないか」だけでなく、「どうしたら少し行きやすくなるか」を一緒に考えてもらう 例えば、保健室登校、別室登校、時間をずらして登校するなどの方法があります。 体の症状が強い場合は、医療機関で相談する 小児科や心療内科、精神科などで「学校に行くのが怖い」とそのまま伝えて大丈夫です