但し、2026年の出生数・婚姻数ともに前年比プラスなのは、2025年が悪かった事実もふまえる必要がある。前年比ではなく、前々年比(1~4月の速報値ベース)では、出生数3.2%減、婚姻数1.3%減となる。つまり、下がりすぎた2025年の底値に対して、プラスになっただけという面がある。
さりとて、プラスになったことは喜ばしい。特に、婚姻数1.8%増は、今年というより2027年の出生数への期待につながる。婚姻数は出生数の先行指標となるからだ。
それは、今回の出生増でも証明されている。今回の出生1.0%増は、2024年2.2%増、2025年0.8%増という2年連続の婚姻増分が1~2年遅れて出生数として実を結んだ結果でもある